Amazonブランド登録セラー必見!「brand analytics」で分析できること(リピート購入行動|マーケットバスケット分析編)
こんにちは!
アグザルファのAmazon専門コンサルタントです!
前回「Amazonブランド登録セラー必見!「brand analytics」で分析できること(Amazon検索用語|商品比較と代替購入レポート編)」と題し、「brand analytics」から取得できる「Amazon検索用語」と「商品比較と代替購入レポート」について解説いたしました。
前回の記事はコチラ⬇︎
Amazonブランド登録セラー必見!「brand analytics」で分析できること(Amazon検索用語|商品比較と代替購入レポート編)
今回は、前回の続きとして「brand analytics」から取得できる「リピート購入行動」と「マーケットバスケット分析」を解説いたします!
目次
「brand analytics」を利用するには
「brand analytics」を利用するには「Amazonブランド登録」を行う必要があります。
Amazonブランド登録って何?という方はコチラの記事をご参考ください⬇︎
「brand analytics」への入り方は、セラーセントラル内のタブの「ブランド>ブランド分析」の項目をクリックすることで「brand analytics」の画面に入ることができます。
また、セラーセントラル内「レポート>ビジネスレポート」画面に表示される、下記画像部分の「ここ」をクリックすることで「brand analytics」へ入る方法もあります。
「brand analytics」で分析できる項目は4つあります。
①Amazon検索用語
②商品比較と代替購入レポート
③リピート購入行動
④マーケットバスケット分析
今回の記事では、
③リピート購入行動
④マーケットバスケット分析
について解説いたします!
「リピート購入行動」について
「リピート購入行動」は特定の期間内に自社の商品を再度購入されたカスタマーの割合が表示される機能です。
実際の画面は以下画像のように表示されます。
※ブランド登録の状況によっては表示されない場合もあります。
①「カテゴリ:すべて」/「サブカテゴリ:すべて」/「ブランド:すべて」
こちらのプルダウンより、カテゴリー及びサブカテゴリを選択することができます。(カテゴリー名は英語表示)
また、Amazonブランド登録を行われたブランド名で検索を絞ることも可能ですので、複数ブランドを登録されている方には便利な機能となっています。
なお、特定のカテゴリ及びブランドにて商品を販売されている場合は、初期値の「カテゴリ:すべて/サブカテゴリ:すべて/ブランド:すべて」の設定で問題ありません。
②「レポート範囲」
取得したいデータの期間を指定することができます。
プルダウンより選択できる期間は「週/月/四半期」となっています。
③「次の基準別に表示する:ASIN/ブランド」/「追加:選択」
「次の基準別に表示する:ASIN/ブランド」の項目では、下記一覧に表示するデータをASIN別かブランド別に表示することができます。
複数のブランドをお持ちの場合は、ブランド毎にリピート購入データを比較することが可能です。
また、「追加:選択」の項目では、プルダウンより「ブランド/カテゴリ/サブカテゴリ/JAN」を選択することができ、選択した項目を下記一覧に追加することができます。
④「注文」/「ユニークカスタマー」
「注文」の項目について、こちらは指定された期間の注文件数が表示されます。1件の注文で複数個商品が購入された場合も「1」のカウントとなるため、受注数量とは必ずしも一致するわけではありませんのでご注意ください。
「ユニークカスタマー」については、指定した期間に注文したユニークカスタマーの数が表示されます。
⑤「リピートカスタマー – 全体に対する割合(%)」
「リピートカスタマー – 全体に対する割合(%)」については、指定した期間に商品を購入したユニークカスタマーの中でリピート購入したカスタマーの割合を表示しています。
たとえば、注文3件に対しユニークカスタマーが2人だった場合、どちらかのユニークカスタマーがリピート購入していることになりますので、「リピートカスタマー – 全体に対する割合(%)」は50%と表示されます。
⑥「繰り返し購入の注文商品の売上」/「繰り返し購入の注文商品の売上 – 合計の%」
「繰り返し購入の注文商品の売上」については、リピート購入された注文商品の売上金額の合計となっています。なお、合計には初回購入時の売上も含まれているのでご注意ください。
「繰り返し購入の注文商品の売上 – 合計の%」については、全体の売上に対しリピート購入による売上がどの程度あったかが表示されます。
上記のとおり「リピート購入行動」ではリピート購入にかかるさまざまなデータを取得することができます。
商品毎に自社サイトや他モールとのリピート率を比較検討する材料となったり、リピートして購入されることが多い商品であれば「Amazon定期おトク便」の利用も視野に今後の販売戦略を考えることもできるでしょう。
マーケットバスケット分析について
「マーケットバスケット分析」は特定の期間内に自社の商品と合わせて購入される頻度が多かった商品の1位から3位までが表示されます。
実際の画面は以下画像のように表示されます。
①「カテゴリ:すべて」/「サブカテゴリ:すべて」/「ブランド:すべて」
こちらのプルダウンからはカテゴリー及びサブカテゴリを選択することができます。(カテゴリー名は英語表示)
また、Amazonブランド登録を行われたブランド名で検索を絞ることも可能ですので、複数をブランドを登録されている方には便利な機能となっています。
なお、特定のカテゴリ及びブランドにて商品を販売されている場合は初期値の「カテゴリ:すべて/サブカテゴリ:すべて/ブランド:すべて」の設定で問題ありません。
②「レポート範囲」
取得したいデータの期間を指定することができます。
プルダウンより選択できる期間は「日/週/月/四半期」となっています。
③「表示:すべての商品」
下記一覧に表示させる商品をプルダウンより選ぶことができます。
プルダウンの内容は「すべての商品/お取引会社様商品のみ/お取引会社様商品を除く」の3パターンです。
自社商品同士の買い合わせと自社商品以外の買い合わせを分けて表示することも可能です。
④「1位の合わせ買い組合せASIN」/「1位の合わせ買い組合せ商品名」
こちらには指定した期間特定の商品と合わせて購入される頻度が最も多かった商品の「ASIN」と「商品名」が表示されます。
合わせ買い組みあわせ商品は1位から3位まで表示可能です。
⑤「1位の合わせ買い組合せの割合」
「1位の合わせ買い組合せの割合」の項目では、自社商品と合わせ買いされた組み合わせの中で頻度が最も多かった1位の商品がどの程度の割合を占めるかが表示されます。
「マーケットバスケット分析」では、合わせ買いされやすい商品の組み合わせを確認することができる便利な機能です。
特に自社商品同士の組み合わせのデータは、合わせ買いプロモーションを使った販促やセット商品として新たに売り出すなど効果的な販売戦略を検討するのに非常に役立つ情報となっています。
まとめ
今回は「brand analyticsの機能」の「リピート購入行動」「マーケットバスケット分析」について解説しました。
前回解説した「Amazon検索用語」「商品比較と代替購入レポート」と併せて、この4項目が「brand analytics」から取得できる貴重なデータとなります。
それぞれの項目がAmazonで販売戦略を練っていくうえで非常に役立つデータとなりますので、データをうまく活用し競合に差をつけていきましょう!
少しでもアグザルファブログが皆様の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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